【体験談】妻がうつになった話と夫(自分)の対処法

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配偶者がうつになってしまうと大変ですよね。

僕も嫁さんがうつになってしまい、今まで元気キャラだったのが一転して、

ため息だらけ
ネガティブ発言ばかり
子どもにきつくあたる
夫婦げんかも増える

など、性格がまるで変ってしまったようになってしまいました。

この記事では、妻がうつになってしまった話と僕が実践してきた対処法について解説します。

妻がうつになった経緯

まず、妻がうつになってしまった経緯についてお話します。
妻がうつになった時、彼女自身は40歳で僕は38歳でした。
子どもは2歳と6歳の女の子です。

僕の家は共働きでどちらもフルタイム、しかも妻のほうが稼いでいて仕事もハードでした。
朝早くでて、夜遅く帰ってくることもしばしばでした。

それでも仕事にはやりがいを感じていて
「ママも仕事も両立する!」
といって頑張っていました。

ところが、会社で部署異動があった辺りから様子が変わってしまいました。
異動になった部署の上司がパワハラをしてくるらしく、

それでも頑張って仕事をしようとしていたのですが、

そこで心と体がついていかなくなってしまい、

性格が全く変わってしまいました。

「疲れた」としか言わず、休みの日もずっと寝るだけ。
子どものちょっとした粗相にもすごい剣幕で怒るようになりました。

夫婦喧嘩も頻発するようになりました。

そして心療内科で診断してもらったところ、うつであるとのことでした。

妻がうつになって実践したこと・心掛けたこと

妻がうつであることが発覚してから僕は以下のことを実践しました。

うつの原因である仕事を休職させる

まず、仕事を休ませることにしました。そうすることで今のしかかっている心理的負担を取り除きたかったからです。
実は妻に「上司との会話をこっそりスマホで録音したら?ICレコーダー買う?」
とアドバイスしてみたりしたのですが、妻はいざやろうとするとぶるぶると怖くなってしまい出来ないというのです。

そこまで苦しめた上司に腹立つと同時に、
「そこまで追い込まれているのか」
と事の重大さを痛感しました。

やりがいのある仕事をしている妻だっただけにものすごく抵抗感があったようですが、とにかく今、精神的に良くない状態になっていることを
懇々と説明して休職することになりました。

休職中は「傷病手当」をもらう

仕事を休ませることで気になるのは収入についてだと思います。
これに関しては「傷病手当」というのがあります。

給与の80%を健康保険組合から支給してもらえます。
最長で1年半支給してもらえます。

これで当座はしのぐことにしました。

基本は話の聞き役・うなづき役

夫婦の会話があった場合は基本聞き役に徹します。

色んな変なことも言ったり、ネガティブな発言も多くなりますが、

とりあえず、うなづきます。

そうすることで発言もそうですが、存在そのものを包み込むような効果があったと思います。

仕事や将来のことは考えさせない

その一方で、将来や仕事の復帰に関しては「一切考えさせない」というスタンスでした。

妻の口からたびたび
「仕事いつ復帰しようか」
「お金大丈夫かな」
という発言が出るのですが、そのたびに

「考えなくていい!!」

と言って思考をすることを遮りました。

正直、余裕はなかったですが、かといって今の状態ではどうしようもありません。うつの状態のまま仕事をしてもさらに悪い結果を招くだけなので。

とにかく考えさせず、休ませることにしました。

家事・子育てから解放する

家事・子育てもあまりやらせないようにしました。

「やらなきゃいけない」という精神をなくすようにして、とにかく心理的負担を減らすようにしました。

1人暮らしのような生活をさせる

これは上にも通じるのですが、一人暮らしのような生活をさせてみました。
具体的には一人暮らしの休日のような暮らし。

別に寝ててもいいし、フラッと外出してもいいし。

それで本当の自分自身を取り戻せるのではないかという考えでした。

その他:しんどい時は妻の親族に頼る

僕自身、これらを実践できる環境だったので良かったですが、なかなかそうはいかないこともあると思います。
夫のほうも心理的にも肉体的にも負担がかかるからです。

そのため、共倒れにならないようにしんどくなってきたら、妻の親族に頼るべきです。

その結果、妻のうつは良くなってきた

以上を実践してきた結果、うつが良くなってきました。
良い意味でいい加減になったというか肩の力が抜けてきました。

まだ、完治していないですがこの調子で進めたいと思います。

まとめ:やまない雨はない

以上、妻がうつになった経験談と対処法について解説してきました。

大変なことも多いですし、長く続く戦いですが「やまない雨はない」そう信じて乗り越えてくれたらなと思います!

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