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「今30代だけどもっと環境のいいところに転職したい」
「30代後半だけど新しい挑戦がしたい!」
一般的に30代の転職は難しいとされています。特に30代半ばから後半にかけては「35歳転職限界説」などがあるようにその難易度は上がると言われています。
さらに、そんな中でもなんとか転職できたとしても
- 職場が合わない
- 思った仕事内容では無かった
- 結果的に年収が下がった
など失敗するといったケースも確かにみられます(僕も失敗した経験があります)。特に家族などがいる場合、転職で年収が下がってしまうと家庭にも悪影響ができます。
でも、、、
年齢を理由に自分の人生や働き方を諦めるのって嫌ですよね?
僕はまさにそうでした。
特に最近では「人生100年時代」と言われるようになっています。そんな中で合わない職場や収入が少ない仕事で長く働き続けるのも辛い話です。
この記事では36歳・無職からの3回転職し、年収700万円アップさせた管理人・こざーなが30代の転職を成功させる方法について自身の体験に基づき詳しく解説します。
断言!30代からの転職でも成功できる!
まず、改めてお伝えすると30代でも転職を成功させることは十分可能です。
もちろん、20代と比べる難易度は上がりますが、一方で30代で転職活動を始めた方の内、66%が3ヶ月以内に転職を成功させているというデータもあります。
引用元:2021年6月18日Biz Hit『30代からの転職理由と転職活動で失敗したことランキング!男女203人アンケート調査』
また、僕自身も36歳から転職を頻繁に行なっていますが成功しています。
僕は35歳まで音楽活動を続けていたため、正社員になったことがない上にうつ病を発症して無職の期間もありました。
そんな状況でも36歳から転職を3回行い、結果年収を700万円にアップさせることに成功したのです。
しかも、未経験の業界(Web業界)に転職することができました。
巷では「30代の転職は難しい」「35歳転職限界説」などありますが、転職活動にしっかり取り組めば30代でも転職を成功させることは十分可能です。
30代でも転職を成功させる方法については以下で紹介していきますので最後までご覧ください。
30代からの転職で知っておくべき事実
さて、30代の転職で知っておくべき事実がいくつかあるのでご紹介します。
とにかく即戦力を求められている
「30代でも入って欲しい」という会社の多くは「即戦力」を求めています。
具体的には、会社に入ってもらって会社の戦力としてじっくり育ってもらうというよりも、すぐに「結果」を出せる人材を求めている傾向にあります。
これは考えれば、ある程度納得できることで、会社側としては決して若くない30代をこれから育てるには時間的な余裕がないと感じるからだと思います。
会社に貢献するというよりも引っ張っていくスタンスが受ける
また、意外にも会社の方向性に一致するかどうかをあまり重要視されていない傾向があります。
むしろ「会社を引っ張る」くらいの意気込みを求められていることが多いです。
「マネジメント力」があると評価が高い
30代の転職で高評価を受けるのは「プレーヤー」としての能力よりも「マネジメント力」であると感じます。
マネジメント力とは物事の進行を管理したり、組織を上手く運営して目的を達成したりするための能力です
ごく簡単にいえば、目標に向かって「環境」「モノ」「お金」「情報」を管理する能力です。
この能力があると同じ会社でも上位のポジションでの転職が可能となり、年収もアップさせることができます。
意外に未経験業界でも採用されることはある
また、多くのサイトや本で「30代になると未経験業界への転職は難しい」と言われていますが、僕自身が転職活動していた中でいうと、意外に30代・未経験でも採用されることはあります。
僕自身の経験で言うと、36歳で未経験のWeb業界に転職(就職)しましたが、その時に内定は3つほどもらえました。
未経験業界への転職を成功させる方法に関してはこのページでも後ほど解説しますので検討されている方はそちらもご覧ください。
30代の転職活動の流れ
では30代の転職活動の流れについて解説します。
転職サイトや転職エージェントに登録する
まずは求人情報をチェックするために転職サイトや転職エージェントに登録します。
サービスによっては特定業界に強いものや、ハイクラスと言われる高収入のものもあるので自分の要望にあった転職サイトや転職エージェントを探して登録するようにしましょう。
僕のお勧めは転職エージェントで言えばリクナビエージェント・DODA、転職サイトだとリクナビNEXT・ Greenになります。
おすすめ転職サイトや転職エージェントに関しての詳細は別記事にもまとめていますのでこちらのページをすべて読んだあとにご覧ください(ページ下から飛べるようになっています)
求人情報を沢山チェックする
そして求人情報はとくかく沢山チェックしてください。
同じような職種や業界でも会社の規模やスタンスによって給与や待遇・働き方が大きく変わります。
あとで後悔することがないようにいろんなサイトやエージェントを活用して広く広くチェックしましょう。
書類を応募企業に合わせて修正する
さて、ある程度応募企業に目処がついたら応募しましょう。
この時に書類の内容を応募企業に合わせて自己PRなどを修正しましょう。
特に未経験の業種に応募する場合はこの作業は必須です。
面接を受ける
書類選考が通れば面接を受けます。
最近はオンラインでの面談が増えてきたので気軽に面接を受けられるようになりました。
面接の回数は企業にもよりますが2〜3回が多いです。
面接では意気込みよりもこれまでの実績を踏まえて「何を」「どのように」「どうやって」達成したかをアピールできるようにしましょう(このあと詳しく解説します)。
内定をもらう(条件交渉)
そして、晴れて内定が出そうです。この時に条件提示があるのですが、このタイミングで是非行っていただきたいのが給与の交渉です。
一次面接などで年収交渉を行うと心証が悪くなって肝心の話がうまく進まない可能性がありますが、内定直前になるとしっかりと話を受け止めてくれるケースが多いです。
特に
今、他にも検討している企業があって、、、
というワードは古典的ながらも意外に有効です。
「ようやく取れそうな内定なのに事を荒立てたくない」という方は無理にやらなくてもいいですが、一度は試してみる価値はあります。
30代の転職を成功させるためのコツ
さて、以上簡単に転職活動の流れを解説しましたが、ここからは僕自身の体験を踏まえ、30代の転職を成功させるためのコツについて解説します。
転職の軸を決める
まず、どのようなスタンスで仕事をしたいのか決めましょう。もちろん収入がアップすることは大事ですが、それ以外にも30代ともなると自分だけのことじゃなく、家族のことなども視野に入ってくる人も多いと思います。
- 給料も欲しいけど子どもとの時間も欲しい
- 家族の介護がある
- メンタル的にあまり過酷に働けない
収入だけでなく、「働き方」も視野に入れて、どう働きたいかを決めましょう。この時になるべく可能性を広げることが重要です。
「地方だから」
「スキルないから」
というは一旦置いて考えましょう。なぜなら、あなたが思うよりいろんな条件での求人情報が日々溢れているからです。僕自身も39歳の今でも求人情報をチェックするのですが驚くような内容がたくさんあります。
- 東京の会社で47都道府県で募集しているWebライター
- フルリモート・フルフレックスの営業・コンサルティング
- 複業OK!空いた時間で取り組めるSNSマーケター
これ以外にも本当に様々な求人情報がたくさんあります。ですので、これまでの常識は一旦置いて自分が実現したい働き方を思い描いてそれを基に多くの求人情報をチェックするようにしましょう。
ちなみに僕自身の話で言うと、収入はもちろんあったほうがいいのですが、それと同様に重要なのが「人との関わりにおけるストレスがないこと」というのがあります。というのも35歳の時にうつ病を患ってしまってから人とのコミュニケーションにおけるストレスの耐性が著しく弱くなってしまったためです。さらに通勤電車が苦痛というのもあります。ですので、現在はフルリモート・フルフレックスという環境で働いています。
一概に楽とは言えるわけではないですが、家族との時間も増え、快適に仕事ができています。
これまでの仕事での実績を棚卸ししておく
また、これまでの仕事で残してきた実績を棚卸ししておきましょう。ポジションなどの話はもちろんのこと、これまでに
「何を」「どのように」「どうやって」
実績を残したのかということが説明できるようにしましょう。
具体的には、
「何を」・・・どんな職種や業務・課題に対して
「どのように」・・・どのような方法やアプローチを検討して
「どうやって」・・・実際にそれを実行して
実績をつくったのかということを説明できるようにしましょう。
家電量販店の携帯販売部門に配属され、販売数増加のため(何を)に、10名のスタッフに最新機種の特徴をまとめたシートを共有して(どのように)、それをもとに販売トークを展開するようにしたら(どうやって)販売台数が150パーセント増加(実績)した。
この時「数字」を織り込むようにするとより具体的になって書類や面接でも良いアピールポイントになります。
良質の転職サイト・転職エージェントに登録する
上でも述べましたが、最近はいろんな転職サイトや転職エージェントがあるのですが、中にはあまり質の良い求人情報が載っていないサイトも正直あります。
ですので、良質の転職サイトや転職エージェントに登録するようにしましょう。
繰り返しご紹介しますが、僕のお勧めは転職エージェントで言えばリクナビエージェント・DODA、転職サイトだとリクナビNEXT・ Greenになります。
とにかく応募!応募!
求人情報を見てある程度良いなと思ったらとにかく応募しまくるようにしましょう。
採用される前からいろんなことを考えてしまって躊躇ってしまう人もいますが、とにかく応募して反応をチェックしましょう。
ここで書類段階で断られることが多い場合は書類になにか問題がある場合があります。
そういったことをチェックすることも含め。とにかく応募しましょう。
断られても凹まない!
さて、転職活動で一番しんどいのは断られることです。
特に面接まで行ったのに圧迫面接されてあげくのはてに人格否定までされて自信を無くしてしまうというのはあるあるの話です。
でも、いいます。
気にしなくていいです!
世の中には本当にいろんな会社があって価値観もバラッバラです。同じような職種なのに会社によって採用基準が全然違うということはよくあります。ですのでいちいち凹まず、どんどん応募するようにしましょう。
安易な妥協はするな!
また、会社によっては雇ってもいいけど給料が下がってしまうこともという提案をされることもあります。余裕がある人ならいいですが、とにかく転職したい人が安易に妥協して受け入れるとあとから後悔するということがあります。
特に家庭を持っている人であれば、収入が下がることによる不安やストレスはしんどいものです。
後々、後悔しないためにも安易な妥協はしないようにしましょう。
迷ったり不安になったらプロに相談せよ!
30代の転職は可能ではあるものの、なかなかうまく行かないこともあります。そうなると不安を感じることがあります。また、自分の転職の軸がブレたり迷ったりすることもあります。そんな時に相談できる相手がいるととても心強いです。
転職エージェントであれば担当者に相談するというのもお勧めです。
話をするだけで解決することもあります。
ちなみに僕は36歳・無職の時点で転職(就職)活動をしている時、全然うまくいかなくて転職エージェントを活用したら途端にうまくいくようになりました。また精神的な支えにもなりました。
迷ったり不安になったら転職のプロに相談するようにしましょう。
30代の転職で失敗するパターン
一方で30代の転職で失敗するパターンもありますのでいくつかご紹介します。
憧れだけで転職してしまう
まず、多いのが「憧れ」で転職してしまってあとで後悔するというパターンです。
「有名企業だから」「今人気の業界だから」ということで転職してしまって実際に働き出したらイメージが違って幻滅したというようなことです。
そのほかには「自分には向いている」と思っていたものの、実はそうではなかったということもあります。
学生時代と違ってインターンでお試しなどができないので情報収集はしっかりするようにしましょう。
アピールポイントが「やる気」だけ
また、書類の自己PRや面接で「やる気」だけをアピールするのも失敗の元です。
30代の転職では「実績」をアピールすることが重要です。
未経験業界で実績がないという方でもいろんなアピール方法があります。
自分ではどんな小さな実績と思っていても、しっかりアピールするようにしましょう。
現職を辞めてから転職活動する
「今の職場が辛い」「人間関係がしんどい」そんな思いでとりあえず今の仕事を辞めてから仕事を探すという人もいますが、あまりお勧めしません。
仕事を辞めているという状態がよく見られないことが多いからです。
実は僕自身も無職の状態で仕事を探していたのですがとにかく反応が良くなかったです。
ですので、できれば現職のまま転職活動をすることをおすすめします。
30代の面接テクニック
それでは実際の面接におけるテクニックについていくつかご紹介します。
即戦力を求められていることを理解する
まず、20代と30代の転職の大きな違いは「即戦力」にあります。
20代であれば、会社側も「育成」という観点で採用してくれる場合がありますが、30代ではそのようなケースはほぼなく、言い方は悪いですが「すぐに使えるかどうか」というのが一番重要視されます。
なので自分の能力やスキル・知識がいかに相手の企業で即戦力で利用できるかをアピールするようにしましょう。
転職で会社の貢献と自己成長を同時に叶えるというスタンスを表明する
面接でほぼほぼ、聞かれるのは「なぜ転職活動することになったんですか?」という質問です。
この時、実際の理由として
- 会社の人間と合わない
- 給料が少ない
- 休みが少ない・残業が多い
などが本音だったりすることがあると思うのですが、これをそのまま言うのはおすすめしません。かと言って、
「御社の〇〇に惹かれました!」
などとよいしょしているような発言もあまり良くありません。単に言われたことをやる人間というよりも、より建設的に取り組んでくれる人材を求めています。
繰り返し言いますが、即戦力が求められているのが30代の転職です。
ですので、
現在の会社培ったスキルを生かしてより規模の大きい仕事をしたい。それが今の会社では限界があるために転職を検討している
というような表現だと相手に刺さりやすくなります。
30代で転職を成功させるための心構え
以上、転職を進める流れや面接対策などテクニック的な部分を解説してきました。
しかし、一方でテクニックと同様に重要なことがあります。
それはメンタル面の対策です。
転職活動がうまくいかなかったり、意地の悪い面接担当に出くわすと「自分ってだめなんだ」と思い込んでしまい、転職活動がうまくいかなくなることがあります。
僕自身も、成功するまでは心折れそうなことが幾度もありました。
かと言って、そのまま今の会社にいるのはジリ貧でしたのでなんとか気力を振り絞って転職活動を続けていました。
そんな中で転職活動を進められるメンタルを保つためにいくつか実践していたことがあるのでご紹介します。
採用担当者の圧力面接も気にしない
本当に面接を担当してくれる人のタイプは様々です。とても物腰が柔らかい人もいれば、高圧的な態度を取る人もいます。また、いきなり社長が面接に立ち会う場合もあります。中には面接で人格を攻撃してくる人もいます。
その度、自分はだめな人間なのかなと思ってしまうこともあります。
でも、個人的には、マウントを取ってくる面接や圧力しかけてくる企業は一切無視していいと思っています。
なぜなら、そのような風習を許容している会社にいることは精神面的に良い影響があると思えないですし、それが結果、転職を失敗させる原因にもなるからです。
安易な妥協やへりくだりはしない
これは僕自身がよくやってた失敗を踏まえての話です。「とにかく内定が欲しい」「なんでもいいから就職させて欲しい」そんな思いで取り組んでいた時は基本的にあまり成功しません。
媚びている姿勢は評価を下げることにもなるからです。
自分が会社を良くしてやるという気概が持てれば○
これは高等レベルにはなってしまいますが、「雇われる」という感覚よりもむしろ「自分が会社をよくしてやる」という気概を持つのが一番の成功です。
これまで数多くの会社に在籍してきましたが、大企業でもベンチャー企業でも求められるのは引っ張ってくれる人間だということです。
この意識があってそれをアピールできればかなり高評価につながります。
とにかく心掛けて欲しいのは「自分はできない人間」だとは思わないで欲しいということです。
世の中には本当にいろんな企業があっていろんな社長や人事の人がいます。
また、自分の体験や知識が思わぬ会社や企業で求められているということもあります。
ですので、一つ一つに一喜一憂するのではなく、自分のスキルや可能性を信じて転職活動を進めて欲しいと思います。
30代で未経験の業界への転職を成功させるには
30代で転職を検討している人の中には「これまで働いていた業界ではない」
という方もいると思います。
僕自身も、現在Web業界にいますがそのまえは携帯電話販売員という全く関係のない業界でした
パソコンに詳しいということもなく、スマホの機能や料金に詳しい程度でしたw
それでも「パソコン1台でどこでも仕事ができる!」なんて安易な発想ながらもWeb業界に転職することができました。
その経験を踏まえ、未経験の業界への転職方法について解説します。
業界の情報をたくさん集める
まずは、業界の情報をたくさん集めましょう。
この時、重要なのは企業のオフィシャルサイト情報だけではなく、様々な情報源から情報を集めることです。
押さえておくべきはSNSや掲示板ですが、特におすすめはTwitterやYoutubeです。
Twitterでは実際にその業界で働いている人の本音や問題、何が求められているかというのがリアルな声でつぶやかれているからです。また、インフルエンサーのつぶやきをチェックすることもおすすめです。業界の最新情報がよくわかるからです。
YouTubeでは業界の詳しい情報や裏側を暴露している人も多いです。業界を深く知る上では参考になる情報が多いのでチェックしておきましょう。
面接でも情報収集に取り組む
未経験の業界への転職は決して成功度は高くありません。ですのでとにかく数を受けることは重要なのですが、そこで是非、やっていただきたいのが積極的な質問です。
これは面接官に印象が良くなるのは当然なのですが「業界のリアルな情報」を収集できるというメリットがあります。
やっぱり不安。。。もし転職に失敗した場合には
さて晴れて転職に成功して新天地で仕事を始めました。
しかし、、、、
思ったのと違う!!!
そういうことはあります。
どれだけ面接で確認したとしても実際に働くと思った通りじゃないということはあります。僕自身も何度か経験しています。そのような時にはどうすればいいでしょうか?
結論から言うと、
「嫌ならまた転職活動しましょう」
ということです。
僕自身、1年で転職、早い場合には3日で退職したこともあります。それでもその後の転職活動は成功していますし、結果、今は年収を伸ばし続けています。また、働きやすい環境を見つけることもできています。
「短期間での転職はマイナスイメージなのでは」
という見方もあり、僕自身もそうではないかと思っていましたが、面接などでしっかりアピールできればさほど影響しないというのが僕の経験です。
まとめ
以上、30代の転職を成功させる方法について実体験を基に解説してきました。
とにかく大事なのは「情報収集」と「メンタル」だと思います。
本当に会社によって求める人材や人間像はバラバラです。ですので自分のことを決して過小評価せずにどんどんトライしてください。
応援しています!